【media】初のトークイベントに参加させて頂きました

先日、クリエイティブ産業振興施設 MEBICにて、人生初の90分間ひとりで話すというトークイベントに参加させていただきました。このイベントはその方の半生『過去・現在・未来』をテーマに自由に話して貰うというものです。私自身、ここ数年は中々の紆余曲折のある人生でしたので、いつかお話しさせて頂けたらいいな…と思っていたのですが、予想よりも早くその時は訪れました。

定員を超える方々にお越し頂き(半分程は初めましての方も)皆様、笑いあり、時に涙ありで聴いて下さり、本当にありがたかったです。貴重な機会を与えて頂きましたMEBICさんに感謝致します☺️

ちなみに、両親も聴きたいとのことでしたので、今日実家で追加公演を開いて来ましたw

すると途中から父が涙を流し始めたんです。どんな辛いことがあっても一度も涙を見せたことがなかったのですが、初めてでした。老いたこともあるでしょうが、近くで私を見て来たからこそ感じたことがあったのかな…と思うと、グッと来るものがありました🥺

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【トークイベントの要約🗣️】

順風満帆だった人生の歯車が狂い始めた2017年。健康優良児の私に血液の癌が発覚したのです。復帰後も部署異動などのストレスから鬱を発症し休職するなど様々な苦難に直面し、この数年間はずっと模索しもがいていました。そして「好きなことをして生きる」ことに辿り着き、2022年独立。生き辛い現代だからこそ自分らしく生きる姿勢を見せることで社会に貢献したいと考え、アートの道に進みました。得意先ほぼ0から始まった独立生活。目の前にあることをひとつづつ丁寧にしていきました。時には足元を見られることもありました。ですが、とにかく実績を積んで結果を出そうと黙々と進んで来ました。

そんな中、昨年の12月、5年の経過観察を経て癌を完治し、乗り越えることが出来ました。自分は生かされている、人生の第二章が始まったように感じます。不思議なものでその辺りから、漸く人生の歯車がまたうまく回り始めて来たのです。仕事の幅も拡がり、人のご縁にも恵まれ、初出展したアートフェアでは賞を頂くことが出来ました。

低迷していた数年間は、何をしても上手く行かず、虚しさや惨めさ、苦しみ、悲しみなど、悔しいことがたくさんありました。ですがやっと、人生巻き返せた感じがします。諦めなくてよかったです。

私の使命は、『自身の経験を元に、辛い人に寄り添える活動をすること』です。その具体的な目標のひとつが『病院にアートギャラリーを』です。私自身3週間入院しました。長かったです。院内に遊びに行ける楽しい場所があったら…と考えたものでした。病と闘う患者様、支えるご家族、そして医療従事者の方々がホッと一息つける場所、アートギャラリーをつくり、その活動を拡めることを実現したいと考えています。

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